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院内勉強会パート1続き。

続きです。

毎日使う歯磨きペーストとしては、ジェルコートF。

Fはフッ素のFです。歯質強化と殺菌効果が期待されます。

歯茎の炎症、退縮(歯茎が下がること)がみられる患者さんには、

コンクールリペリオが良いそうです。

歯茎を活性化して、何と!!!歯茎の下がりが回復される場合もある!!!

ということです。

歯の着色が気になる患者さんには、

クリーニングジェル(ソフト)を週に1~2回、普段の歯磨きに使えば

効果的だそうです。

二郎歯科にもインプラントをされてらっしゃる患者さんも予防で来院されます。

長期的にはフッ素がインプラントの寿命に良くない影響を与える、

可能性があるということで、フッ素が無配合のコンクールジェルコートIP

がお勧めだそうです。

 

続いて、高齢化の日本で大変問題になっているのが、ドライマウスです。

ドライマウス(口腔乾燥症)は簡単に言うと唾液の分泌が減って、お口の中が乾く病気

です。

唾液は単なる水ではなく、抗菌作用や感染防御作用、治癒促進作用、潤滑作用、

消化作用と様々な働きがあります。

一日通常約1.5リットルと言われる唾液分泌量が減ることで、

とてもつらい口内炎の多発、はなしづらい、乾いたものが食べにくい、口の中が

ずっと苦い、ネバネバするなどの症状が出ます。

このドライマウスのケア方法として、水分を奪うアルコールが無配合の

コンクールマウスリンスでお口をすすいだあと、

コンクールマウスジェルを舌を使ってお口の中に行きわたらせる、のがお勧めだそうです。

ドライマウス対策には他にも唾液腺マッサージなどがありますが、

それについてはまたの機会で触れます。