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感染予防、消毒、滅菌についてパート5

院長の井口二郎です。

写真の右側はスリーウェイシリンジ。
写真の左側はその先の交換部分です。

コロナウイルスが落ち着いてきているとは
言われていますが、まだまだ油断は出来ないのでは?
というのが私の見解です。

このスリーウェイシリンジは歯科診療では
どんな処置の場合でも、ほぼ100%使用します。
治療イス、いわゆるデンタルチェアには必ず装備
されているものです。

Aボタンを押せば空気(エアー)
Wボタンを押せば水(ウォーター)
同時に押せば何が出るでしょうか?



答えは
ジェット水流です。


エアーを当てて歯を乾燥させたり
水をかけて洗浄したり、
ジェット水流で強力に洗ったりします。

これが何故、感染予防につながるかと申しますと
この先の部分には使用する度に、
患者さんの唾液や血液が付着する可能性が高い。
という理由で
患者さん、お一人お一人に
滅菌したものと交換しております。

私の周りの感染予防意識の高い歯科医院さんでは
ほぼほぼ100%そうしていると思います。

が、一部の歯科医院さんで使用している
古いチェアの機種だと
交換することすら不可能だと思います。
滅菌コストもかかりますし、まだまだやっていない
歯科医院さんも多いのでは?と心配になります。

二郎歯科ではスリーウェイシリンジの先を
患者さん毎に滅菌したものと交換すること
を当たり前にしています。